
書類が整理されていないと、仕事に集中できない可能性があります。脳のメモ帳と呼ばれるワーキングメモリの負担を増やす要因になるからです。
集中力を高めたいなら、ワーキングメモリを無駄遣いしない整理術を始めましょう。整理・時短ワザのプロフェッショナルに学びます。
集中に欠かせない脳のワーキングメモリ
広島大学の「児童・生徒のワーキングメモリと学習支援」によれば、ワーキングメモリとは、短い時間に情報を保持・処理する能力のこと。会話・読み書き・計算等に欠かせない脳の機能です。たったいま行なっている作業に必要な情報を扱うので、脳のメモ帳とも呼ばれています。
精神科医・医学博士の最上悠氏によれば、ワーキングメモリの容量が大きい(空きがあって余裕がある)ほど、目の前のタスクに集中できるのだとか。どの情報を重視すべきか選別する能力と、ワーキングメモリに密接なつながりがあるからです。
しかし、ワーキングメモリの容量には限りがあります。早稲田大学リサーチイノベーションセンター教授の枝川義邦氏いわく、あまりにも情報量が多かったり複雑だったりすると機能が著しく低下し、集中力が損なわれて作業効率が落ちてしまうとのこと。
そうならないように、少しでもワーキングメモリの負担を軽くするべく、書類や資料を整理しましょう。
